「コアチャージ」とは

  • 投稿日:

「コアチャージ」について説明します。

1.はじめに

先日、私が乗っているフィアットアバルト595のセルモーターの回転が遅い記事を書きました。

セルモーターを修理してもらい、車を受け取りに行ったとき、整備士さんから、

「コアチャージなので交換前の部品はいらないよね?」

みたいなことを言われました。

そのとき「コアチャージ」の意味が分からなかったので、あとで調べてみました。

2.「コアチャージ」とは

「コアチャージ」とは、部品供給元(メーカーなど)が交換用の製品(またはリビルト品)を供給して、交換前の部品(=故障した部品)を受け取るまでの「預り金」のことのようです。

「コアチャージ」は、下記の流れになります。

①メーカーから交換用の部品を購入(この時にコアチャージとして一定の預り金を払う)
②部品を交換
③メーカーに故障した部品を送付
④メーカーからコアチャージが返金される

これにより、不具合のあったセルモーターはメーカー側で整備してリビルト品として、また別のオーナーに供給されることとなります。

整備工場もゴミとしてセルモーター処分する必要がなくなります。

このシステムは昔からのものと思われますが、まさに現在のSDGsにマッチした仕組みではないでしょうか。