旧フィアットアバルト595のボディ下から液漏れ

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購入して2回目の故障です。

旧フィアットアバルト595で出かけようとして、ふと下を見たら何やら液漏れが。

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漏れているのはボディの前の方です。

また、やや運転席側です。

が、明確に漏れている場所は特定できません。

もしやガソリン?かと思ったのですが、漏れている液体を匂っても、ガソリン臭さは特にありません。

フロントのフードを開けてみたところ、ガソリンタンクが滲んでいる様子もありません。

あとはブレーキオイルなどでしょうか。

とにかく素人の私では原因がまったくわからず、早速いつものVWショップにLINEで上の写真を送りました。

ショップは休みでしたが、「持ってきてもらっていい」との返事。

幸い、自走はできそうなので、でかけようとしたその足で、そのままショップまで持っていきました。

ちなみに、ここからショップまでは車で5~10分程度です。

乗ってみたところ、走りに特に異常は感じられませんでした。

ということで、しばらく主治医のところで診てもらうことになりました。

さて、このショップはVWや外車専門のショップです。

私が旧フィアットアバルト595を購入するちょっと前に、整備士の方が一人加わりました。

初めて、旧フィアットアバルト595をショップまで披露しに行ったときに、その方が

「フィアットも整備できますよ」

と言ってくれました。

旧フィアットアバルト595は、フィアット専門店で診てもらった方がいいかなと、お店を色々調べていたのですが、結局空冷ビートルと同じショップで面倒をみてもらえることになりました。

家から近いので、何かあったときに大変便利です。

一週間ほどしてショップから連絡がありました。

液漏れの原因は「マスターシリンダーからのブレーキオイル漏れ」でした。

ということで、マスターシリンダー一式を交換してもらいました。

ここでマスターシリンダーについてちょっと説明します。

マスターシリンダーはブレーキの重要な役割を果たす部品です。

まず、ブレーキの仕組みですが、ドライバーがブレーキペダルを踏むと、その力は油圧に変換されます。

変換された圧力は各ブレーキに伝わり、タイヤやホイールとともに回転する回転体(ドラムブレーキ・ディスクブレーキ)に対して摩擦力を生み出し、タイヤを回転を止めようとします。

「マスターシリンダー」は、油圧に変換したあと、ホイールシリンダー(油圧で制動力を起こすドラムブレーキの構成部品)にブレーキ液を強制的に流す装置です。

このマスターシリンダーから、ブレーキオイルがもれていたようです。

ブレーキオイルがもれると、ブレーキに力を与えることができなくなり、最悪ブレーキが効かなくなります。

自走したときはそれはど違和感を感じませんでしたが、今考えるとちょっと怖いですね。

修理のついでに、エンジンオイルも交換してもらいました。

冬の時期で自分で交換するのが寒い、というのもありましたが、購入したお店から「エンジンオイルは3ヶ月ごとに交換してくださいね」と言われてたので、ある程度ローテーションを守ろうかと。

液漏れも解消して、これでまた楽しいフィアットアバルトライフが送れそうです。