旧フィアットアバルト595の気に入っているところ(2:ホイールとタイヤ)

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前回に続いて、旧フィアットアバルト595の気に入っているところを紹介します。

2番目は、インチダウンされたホイールとタイヤです。

フィアットアバルト595

タイヤはブリヂストンのSF-248。

サイズは145SR10。つまり10インチホイールです。

「インチダウン」と書いているとおり、旧フィアットチンクエチェントのノーマルホイールのサイズは、12インチらしいです。

下の写真は同じDタイプのノーマル仕様です。

引用:フィアット 500(チンクエチェント)
フィアット 500(チンクエチェント)

うちの旧フィアットアバルト595はローダウンしていて、比べにくいと思いますので、似たような個体を見つけました。

引用:フィアット 500(チンクエチェント)
フィアット 500(チンクエチェント)

もう一度、愛車を。

フィアットアバルト595

最近の車、特にスポーツカーは、ホイールをインチアップして、タイヤを扁平率の低いものに交換する傾向が高いと思います。

ここでインチアップについて書きたいと思います。

「インチアップ」とは、タイヤの外径を変えず、ホイールのサイズだけを大きくすることを指します。

タイヤの「サイドウォール」と呼ばれる側面部分は、少したわみが出るように柔らかく作られてます。

タイヤを車に取り付けると、自分の車の重みでたわみが出ます。

インチアップをして偏平率を下げることにより、サイドウォールが短くなります。

短くなると「たわみ」が出にくくなります。

「たわみ」が出にくくなることで、ハンドルからのレスポンスがよくなる等のメリットが生まれるようです。

またインチアップすることで、ホイール部分の空間が増え、大型のディスクブレーキを搭載できるなど、ブレーキ性能向上にも役立つようです。

ただ、なぜか旧フィアットアバルト595(や旧チンクエチェント)では、インチダウンした方が見栄えが良くなる気がするのです。

話を戻して、タイヤとホイールを近くから見ると、こんな感じです。

20220811.jpg

最初にネットでこの車を見たとき、カッコイイ!と思ったと同時に、

「タイヤちょっと小さいんじゃね?(だからカッコいい?)」

と思って、タイヤの直径をノーマルな旧チンクと比べてみました。

旧フィアットアバルト595で使用しているタイヤ(145SR10)の直径は、490mmです。

対して、ノーマル旧チンクのタイヤは12インチ。

タイヤサイズが125SR12とすると、直径は514mmみたいなので、やっぱり若干小さいみたいです。

アクセルのレスポンスはいいけれど、最高速に影響がありますね。

まあでも、10インチにすると、不思議と下回りがグッと引き締まりますねー。

ちなみにネットを調べたところ、旧チンクの12→10のインチダウンは加工が必要らしく、一筋縄ではいかないらしいです。

私は購入当初から10インチだったので、そういう意味ではラッキーだったと思います。

そして、ホイールはアバルト用のものです。

タイヤが外に出るワイドなセッティングなので、間違いなくオーバーフェンダーと同時に交換されたものと思います。

ただ最初からこのスタイルだったのか、途中のオーナーが交換したのかは不明です。

4穴で、向日葵のようなデザインが気に入ってます。

鉄製ですが、クリア塗装されているのでサビの心配はまったくなさそうです。